【木とレジンの“出会い”が生む、唯一無二の家具】

「木と樹脂って、まったく違う素材なのに、なぜこんなに調和するのだろう」

工場でレジンを流し込むたびに、職人たちはそうつぶやきます。

木は自然そのもの。

長い年月をかけて成長し、ひとつとして同じ木目がない。

一方で、レジンは人工的に生まれた素材。

透明で硬く、時間が経っても変わらない。

正反対のように見える二つが組み合わさることで、想像を超える美しさが生まれます。

この不思議な調和に魅了され、私たちは数年前から「一枚板×レジン」の家具づくりを始めました。

当初は床材の加工を専門としていた私たち。

住宅の建材を納める中で、木の断片や端材を見て「これを捨てるのはもったいない」と思ったのが始まりでした。

木を扱うプロだからこそ、その価値を知っていました。

節や割れも、“味”として生かせば、むしろ個性になる。

そこに出会ったのがレジンでした。

レジンを流し込むことで、欠けた部分が美しく補われ、まるで木が新たに命を吹き返すよう。

その瞬間の感動は、今でも忘れられません。

現在、工場ではオーダーや取り寄せにも対応しています。

「この木でダイニングテーブルを作りたい」

「自分の店に合うカウンターを作りたい」

そんな相談をいただくことも多くなりました。

木の選定からレジンの色、脚のデザインまで、すべて一つひとつ話し合いながら決めていきます。

“ものを買う”というより、“自分の想いを形にする”ものづくりです。

とはいえ、私たちは決して派手な広報をしているわけではありません。

むしろ、言葉よりも作品が語るタイプの職人集団です。

SNSや広告の更新が少ない分、工場の中では毎日、木の香りと削る音が響いています。

見えないところで、一つひとつ丁寧に。

それが私たちの誇りです。

最近では、レジンの色を自由に選ぶ方も増えました。

深いネイビーは落ち着いた空間に、クリアブルーは海辺のような爽やかさを、アンバーは重厚感を演出します。

「光の入り方」まで考えながら仕上げるのが、私たちのこだわりです。

家具は、置かれる環境によって完成する。

だからこそ、“どんな空間に、どんな光で、どんな時間を過ごすのか”を想像しながら製作しています。

木とレジンの家具は、ただのインテリアではありません。

自然と人の感性が出会って生まれる、唯一無二のアートです。

年月を重ねるほどに味わいを増し、使う人の暮らしとともに変化していく。

そんな家具を届けられることが、私たちの喜びです。

「世界にひとつだけのテーブルをつくりたい」

もしそう思ったときは、ぜひ一度ご相談ください。

木の表情を見ながら、一緒に理想の一枚を見つけましょう。

木が生き、レジンが輝く。

その融合が、あなたの暮らしを少しだけ特別にしてくれるはずです。