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一枚板専門店 「“木を選ぶ”という贅沢」──素材から考える、一枚板テーブルの選び方

「“木を選ぶ”という贅沢」──素材から考える、一枚板テーブルの選び方

家具を選ぶとき、「どんな木が使われているか」を気にしたことはありますか?

特に一枚板テーブルにおいては、木の種類がそのまま個性と表情を決める最も重要な要素です。

この記事では、ただ“見た目”で選ぶのではなく、「木の物語」から選ぶ楽しさについてご紹介します。


■ 木には、それぞれの「性格」がある

たとえば──

  • ウォールナットは、落ち着いた濃いブラウンが特徴で、重厚感があり、シックなインテリアにぴったり。

  • ケヤキは、力強くはっきりした木目が美しく、日本家屋との相性も抜群。

  • モンキーポッドは、縁の丸みや色のグラデーションが個性的で、“世界に一つだけ”感が際立ちます。

木の種類によって、空間の雰囲気は驚くほど変わります。

「自分や家族に似合う木」を選ぶのも、素敵な家具選びの方法です。


■ 木のルーツをたどるという選び方

木は、国や気候によって育ち方も違えば、年輪の詰まり方も異なります。

たとえば、日本の広葉樹林で育った楢(ナラ)は、寒暖差が大きい地域でゆっくり育つため、目が詰まっていて重厚感がある。

対して、東南アジア産のチークは、油分を多く含んでいるため耐水性に優れ、独特の輝きを放ちます。

どこで、どんな環境で、どれくらいの年月を生きてきた木なのか。

その“背景”まで知ると、木を選ぶ目線がガラッと変わるはずです。


■ 「木を選ぶ=暮らしを選ぶ」

たとえばあなたが、明るいキッチンで朝の光をたっぷり浴びたい人なら、オークやメープルの明るめの木が似合うかもしれません。

反対に、夜にお酒を楽しむ時間を大事にするなら、ウォールナットの重厚さがその時間を引き立ててくれます。

木を選ぶということは、単に「素材を選ぶ」のではなく、

これからどんな時間をそのテーブルで過ごしたいか──そんな“暮らし方”を選ぶ行為でもあるのです。


■ 最後に:木は生きている

一枚板テーブルの最大の魅力は、「木が生きていた痕跡」をそのまま味わえるところにあります。

節も、割れも、虫食い跡も、すべてが“自然の仕事”。

完璧な均一さを求める人には向かないかもしれません。

でも、不完全さの中にある美しさこそが、本物の一枚板の価値なのです。

この記事を書いた人

有村 翼

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