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一枚板専門店 「一枚板は“時間を止める家具”である」

「一枚板は“時間を止める家具”である」

私たちが普段目にする家具の多くは、トレンドや実用性を重視して作られています。

デザインが移り変わり、次々に新しい商品が発売される中で、一枚板のテーブルだけは、まるで“時間を止めた存在”のように感じられることがあります。

なぜ、一枚板にはそうした時代に左右されない静けさが宿るのでしょうか?


■ 樹齢100年の木が、100年先を生きる

一枚板に使われる木は、多くが100年近い年月をかけて成長した大木。

伐採された後も、乾燥、加工、仕上げと、数年単位でじっくり時間をかけます。

つまり、私たちがそのテーブルを家に迎える頃には、

すでに100年以上の「時間の蓄積」をその木は持っているのです。

そしてそれを迎えた家で、また新たな100年が始まる。

一枚板は、「時間を受け継ぐ存在」なのです。


■ 傷もシミも、“その家の歴史”になる

量産家具では、傷や汚れは“劣化”とみなされがちですが、

一枚板ではそれが「味」や「経年美」となります。

  • 子どもがおもちゃでつけた小さな凹み

  • お祝いの夜にうっかりこぼしたワインのシミ

  • 長年手を置いた場所だけが、少しだけ艶やかになった天板

こうした記憶が、一枚板の表情をどんどん深めていくのです。

それはまるで、家族のアルバムのよう。


■ なぜ今、「時間の止まった家具」が必要なのか?

現代は、すべてが“早く”“便利に”なっている時代。

その中で、一枚板のように「ゆっくり育ち、変化を楽しむ」存在はとても貴重です。

スマート家電やAIの中で暮らす日常に、

木のぬくもりと静けさがあるだけで、心の時間まで整っていくような感覚があるのです。


■ まとめ:一枚板は「モノ」ではなく「時間の器」

家具というより、これは“時間を記録し、見守る器”。

家族の暮らしの中心で、静かに、ずっとそこにいてくれる存在です。

だからこそ、一枚板のテーブルは「買う」ものではなく、「迎える」ものなのかもしれません。

この記事を書いた人

有村 翼

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屋号 life+×木づくり工房
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和歌山県和歌山市東田中297-1
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休
代表者名 有村 翼
E-mail info@life-kidukuri.com

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