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一枚板専門店 一枚板の選び方

一枚板のメンテナンス方法:美しさを長持ちさせるコツ

一枚板の家具は、その見事な木目と重厚感が魅力ですが、長く使い続けるには定期的なメンテナンスが欠かせません。適切なお手入れで、一枚板の美しさを長持ちさせ、何世代にも渡って使える家具として楽しむことができます。今回は、一枚板の購入後に押さえておきたい管理とメンテナンスのコツをご紹介します。


1. 定期的な乾拭きで木材の艶を保つ

日常的に行いたいのが、柔らかい布での乾拭きです。ホコリや小さなゴミは木材の表面にたまると見た目が悪くなるだけでなく、長い間放置すると木材にダメージを与えることもあります。週に1〜2回ほど乾拭きすることで、ホコリや汚れを取り除き、木の艶が保たれます。乾拭きする布は柔らかく、木材を傷つけない素材を選びましょう。

2. 季節ごとのワックスやオイル塗布

一枚板は湿気や乾燥によって木材が縮んだり膨らんだりする性質があります。特に冬の乾燥した季節には、ワックスやオイルを塗ることで木の表面に保護膜を作り、乾燥や割れを防ぎます。目安として、3ヶ月〜6ヶ月ごとに一度、専用の木材用オイルやワックスを薄く塗り、乾拭きで磨き上げるのが効果的です。塗りすぎるとべたつくので、少量を薄く伸ばすようにしましょう。

3. 直射日光と湿気に注意する

木材は光によって色が変わる「日焼け」をすることがあるため、直射日光が当たる場所に長時間置くことは避けましょう。また、湿度も一枚板の状態に大きな影響を与えます。湿気が多いと木材が膨張し、逆に乾燥すると縮むことで反りや割れが生じることもあります。温度や湿度の変化が少ない場所に設置することが大切です。特にエアコンや暖房機の近くに置くと乾燥しやすいので注意が必要です。

4. 水や液体はすぐに拭き取る

食卓などに使っている場合、飲み物や食べ物をこぼしてしまうこともあります。一枚板に水が付着したままだと、シミができたり、表面が変色する原因になります。水や液体がこぼれた際は、すぐに柔らかい布で優しく拭き取るようにしましょう。また、コースターやランチョンマットを使用することで、日常的に木材を保護することができます。

5. キズや汚れを目立たなくする方法

万が一キズや汚れができてしまった場合は、軽くサンドペーパーで磨いてからワックスを塗ることで、ある程度目立たなくすることができます。ただし、深いキズの場合は自分で修復するのが難しいこともあります。その際は、専門業者に依頼するのが安心です。また、オイル仕上げの板であれば、専用のオイルを薄く塗ることでキズが目立たなくなります。

6. 経年変化を楽しむ心の余裕

一枚板は、年数が経つとともに木材の色や艶が変わってきます。広葉樹のウォールナットが深い色合いに変化したり、オークが落ち着いた飴色になるなど、木材の「経年変化」を楽しむのも一枚板の醍醐味です。そうした変化を「味わい」として受け入れ、時間とともに変わっていく風合いを大切にする心の余裕も、一枚板の良さを楽しむために必要なポイントです。


まとめ

一枚板はしっかりとしたメンテナンスを行うことで、美しさを保ちながら何十年にも渡って使うことができる家具です。定期的な乾拭きやワックス塗布、設置場所や湿度の管理を通じて、お気に入りの一枚板を長く楽しんでください。経年変化を含めて愛着を深めながら、一枚板と共に素敵な時間を過ごせると良いですね。

この記事を書いた人

有村 翼

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