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一枚板 自然塗料について

リボス塗装

リボス自然健康塗料は、自然塗料の中でも珍しく100%成分開示を行なっています。
どんな素材を含み、安全と言える根拠は何かを皆様が自分の目で見て、選択することができるのは安心です。
また、天然でも人体に有害な物は使用しない理念に基づき、開発当初に採用していた天然溶剤もアレルギーを引き起こす可能性があることがわかり、より安全な溶剤をスウェーデンのカロリンスカ研究所と共同開発し、その問題を解決し、吸引しても人体に成分が吸収されないイソアリファーテ(アメリカ合衆国のFDA基準で、野菜洗浄、果物・野菜コーティング、ワインの製造時に使用できる安全性を保証されています。また、馴染みあるもので言えば、化粧品や医療品類の溶剤としても使用されています。)という安全性の高い溶剤と天然のオレンジピールオイルから作られます。そして、赤ちゃんが舐めても安全として日本でも認知が広まった塗料です。
主成分をコールドプレッシング法という低温抽出した亜麻仁油を採用しています。 一般的な80℃程度の熱ではなく、40℃程度の低温で亜麻の種からオイルを抽出しており、ビタミンが壊れず木にとっての栄養が豊富なオイルです。 高品質な亜麻仁油は、木に塗布してから硬化後に高い保護力を発揮します。
また、塗装後の木部表面に膜を張らず、木に浸透するので木の呼吸性を妨げず、木の耐久性を維持することができます。 亜麻仁油は分子がとても細かく、木の導管の奥まで入ることができます。そのため、塗膜がなくとも撥水性を発揮し、汚れも入り込みにくいので手入れの際とても簡単に汚れを取り除くことができます。
 
 
 

オスモ塗装

オスモカラーは自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アサミ油)と、自然の植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)からできたドイツの無公害木材保護塗料です。ペンキやニスは合成樹脂で塗膜を形成し保護力は高いですが、木の表面にプラスチックのような膜をはり、木は呼吸できなくなり、無垢材本来の手触りも損なわれます。傷がつくと部分的な塗り直しが困難です。水性ステインは顔料を染みこませる着色剤。色を付けるだけで保護力はありません。ワックスは、ウレタン系やペンキ、ニスと比較すると保護力が劣り、施工に時間がかかります。
オスモカラーはペンキや水性ステインやワックスをいいとこ取りした商品です。
合成樹脂をベースにした、プラスチックのような塗膜をつくる、ペンキやウレタン塗装、水性塗料、ワックスとも異なり、植物油を木部に浸透させて、木を表面と内側から保護するため、木の呼吸を妨げず、無垢材本来の手触りや表情を残すことができます。
 
良い木材を使用しても塗装が安心できるものを使用をしていないければ意味がないと考えます。
今回は一部の自然素材の塗装をご紹介させていただきました。
 

この記事を書いた人

有村 翼

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