レジンと一枚板の融合──自然とモダンが出会う家具の新しいかたち

一枚板の家具は、自然の美しさをそのまま取り入れる贅沢なアイテム。

そこに近年人気を集めている「レジン（樹脂）」を組み合わせることで、

まったく新しいデザインと存在感が生まれる。

1. 一枚板の個性を活かすレジン

一枚板には、割れや隙間、うねるような木目など、自然ゆえの「不完全さ」がある。

従来はそれを補修して均一に整えるのが一般的だった。

しかし、レジンを流し込むことでその「不完全さ」がデザインへと変わる。

透明やカラーのレジンが木目を引き立て、自然と人工の美しいコントラストが生まれるのだ。

2. 光を取り込むアートピース

レジンの魅力は光との相性にある。

透き通るレジンは光を柔らかく通し、ブルーやグリーンなどの色付きレジンはまるで川や湖を閉じ込めたような表情を見せる。

日差しや照明によって変化するその姿は、単なる家具を超えてインテリアアートとしての存在感を放つ。

3. オーダーメイドで広がる表現

レジンを使った一枚板家具は、オーダーメイドの幅が広い。

レジンの色、透明度、流し込み方によってまったく異なる表情になる。

自分の好みや空間に合わせてデザインできるのも魅力だ。

「自然素材 × デザイン性」の融合は、世界に一つだけの作品を生み出す。

■ 結び

一枚板の力強さと、レジンの自由なデザイン性。

この二つが融合することで生まれる家具は、まさに時代を映す存在だ。

自然をそのまま活かす美しさもあれば、

現代的な感性で進化させる楽しみ方もある。

レジンを取り入れた一枚板家具は、

暮らしに新しい彩りを加え、空間を特別なものに変えてくれるだろう。