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一枚板専門店 レジン×一枚板テーブルができるまで──制作の舞台裏

レジン×一枚板テーブルができるまで──制作の舞台裏

SNSで注目を集める「レジンテーブル」。

完成品は芸術作品のようだが、その裏には職人の技術と繊細な工程がある。

ここでは、一枚板とレジンが融合するまでの流れを紹介しよう。


1. 一枚板の選定

制作は木の選定から始まる。

割れや節、隙間がある一枚板ほど、レジンとの組み合わせで個性的な表情を見せる。

職人は木目の美しさやバランスを見極め、「どんなデザインになるか」を想像しながら選び抜く。


2. 加工と下準備

選んだ一枚板は、表面を削って平らにし、乾燥や補強を行う。

ここでの下準備が仕上がりに直結するため、数日から数週間かけて丁寧に進められる。


3. レジンの流し込み

専用の型枠に一枚板を固定し、そこへレジンを流し込む。

透明、青、緑、ブラックなど、色や透明度はオーダーによって決まる。

気泡が入らないように、細心の注意を払いながら硬化させるのがポイントだ。


4. 研磨と仕上げ

硬化後は表面を研磨し、なめらかな手触りに仕上げる。

ツヤを出す磨き方や、マット仕上げなど仕上げ方でも印象は大きく変わる。

木とレジンの境目を自然に繋ぐことで、唯一無二の作品が完成する。


■ 結び

一枚板の力強さと、レジンの透明感。

その美しいコントラストは、職人の手間と技術によって生み出される。

「世界に一つだけのテーブル」を手にできるのは、

時間と情熱をかけた制作過程があるからこそ。

レジンテーブルは、インテリアであり、アート作品でもあるのだ。

この記事を書いた人

有村 翼

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