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一枚板専門店 一枚板は“直感”で選ぶもの?──木と人の、不思議な相性

一枚板は“直感”で選ぶもの?──木と人の、不思議な相性

「なぜこの木に惹かれたんだろう?」

ショールームや工場に来られるお客様の中には、

数ある板の中から、一枚にピタッと心を奪われる方がいます。

それは偶然でも、価格や樹種だけの問題でもありません。

もっと感覚的な、“木との相性”のようなもの。

今回は、「一枚板を選ぶときに起こる、ちょっと不思議な出会い」についてお話しします。


■ 数値じゃ説明できない、一枚板の“魅かれ方”

家具店で机を買うとき、多くは「サイズ」「素材」「色味」で決めます。

でも一枚板となると、言葉にできない魅力で選ばれることがよくあります。

  • 「この曲がりがなんか好き」

  • 「この節の入り方が、妙に落ち着く」

  • 「この色味…なんだか懐かしい感じがする」

そうした感覚は、“その人だけが感じる木の個性”に反応しているのです。


■ もしかして、前世で会ってる? 木が放つ“気配”と記憶

木は生きていたものです。

数十年、数百年かけて育った痕跡が、木目や色味に刻まれています。

つまり、一枚板には時間の記憶が詰まっている。

その“気配”に共鳴するのか、

「なんとなく気になる」

「手を置いて安心する」

という、本能的な出会いが起こるのかもしれません。

まるで“人”と同じように、「相性」のある素材──

それが一枚板なのです。


■ 他人の正解は、あなたの正解じゃない

SNSやインテリア雑誌で人気の木種やスタイル。

確かに参考にはなります。

でも、一枚板は流行やラベルにとらわれない素材です。

  • ウォールナットが好きな人もいれば

  • クセのあるケヤキに惹かれる人もいる

  • 意外と、節の多い板に愛着を感じる人もいる

あなたの「なんか好き」を大切にしてください。

それこそが、“暮らしの中でずっと寄り添える一枚”になるのです。


■ 店頭では、なるべく「触れて」選んでほしい

一枚板は、画面では伝わりません。

写真では見えない

  • 手触り

  • 厚みの重み

  • 木の香り

  • 湿度との相性

すべてが揃って、はじめて「選ばれる準備」が整うのです。

だからこそ、私たちは

「実物を見て、手を添えて、目を閉じてみてください」

と、お客様にお伝えしています。


■ 最後に:木と向き合う時間も、家づくりの一部

住宅、リノベ、店舗づくり──

どんな場所に置かれるとしても、

一枚板との出会いは**“その空間をどう生きるか”を考える時間**になります。

予算や流行だけで決めない。

感性で選んだ“一枚”が、暮らしの中心になる。

そんなふうに木と出会えたら、

それは家具ではなく“あなたの物語”が始まるきっかけになるかもしれません。

この記事を書いた人

有村 翼

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