一枚板専門店 職人の手仕事が埋もれてしまう時代に──伝えきれない工房のもどかしさ
目次
職人の手仕事が埋もれてしまう時代に──伝えきれない工房のもどかしさ
木の香りが漂う作業場。
長年、木と向き合ってきた職人の手は、節や木目を見ただけで「この板の癖」がわかる。
磨き、削り、塗り重ね…そのすべてが手間であり、同時に作品を生む魂の時間だ。
しかし、この緻密で温かな仕事も、黙っていては世に届かない。
1. 職人は作ることに集中する
ほとんどの職人は、広報や営業よりも製作に情熱を注ぐ。
それは当然だ。
目の前の一枚板に全力を注ぎ、仕上がりを妥協しないからこそ、本物の品質が生まれる。
けれど、その真価を知るのはごく一部の来訪者だけ。
SNSも、ウェブサイトも、発信は後回しになりがちだ。
2. 広報不足が生む「もったいない」
どれだけ良いものを作っても、知られなければ選ばれない。
量産品の派手な広告に埋もれ、工房の作品はひっそりと倉庫で眠ることもある。
これは、職人が悪いわけではない。
ただ、今の時代は「伝える力」も武器になってしまったのだ。
3. 解決の糸口
広報は必ずしも大掛かりでなくていい。
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制作風景をスマホで撮ってSNSにアップ
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一枚板のビフォーアフター写真を載せる
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お客さまの声や納品事例を短く紹介する
少しの発信が、工房とお客さまをつなぐ架け橋になる。
■ 結び
こだわりの職人が作る家具には、機械では生み出せない温もりがある。
それを必要としている人は、必ずどこかにいる。
だからこそ、その価値を外に届けることが、次の作品を生む力になる。
関連情報
一枚板販売店 | life+×木づくり工房
【life+×木づくり工房】では、国産材・輸入材を使用した一枚板テーブルやレジンテーブルを販売しております。他にはないこだわったデザインを、腕のある木づくり工房で製作。家の中にあるだけで一気におしゃれな空間へ。テーブルだけではなくご要望に応じたオーダー家具も受注制作いたしますのでぜひお問合せ下さい。
| 屋号 | life+×木づくり工房 |
|---|---|
| 住所 |
〒649-6273 和歌山県和歌山市東田中297-1 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 代表者名 | 有村 翼 |
| info@life-kidukuri.com |