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一枚板専門店 一枚板テーブルとサステナビリティ──自然と共に生きる選択

一枚板テーブルとサステナビリティ──自然と共に生きる選択

「この木は、100年以上生きていた。」

そんな言葉から始まる家具が、私たちの暮らしにあるとしたら、

そこにはきっと、消費するだけではない**“つながり”の意識**が生まれるはずです。

今、多くの人が「本当に価値のあるモノ」を見つめ直しています。

そのなかで注目されているのが、一枚板の家具です。


■ 使い捨てではない、持続可能な暮らしの象徴

量産された合板家具は、安く便利ではありますが、

耐久年数は短く、数年で買い替えることも珍しくありません。

一方、一枚板のテーブルは数十年、時には100年以上の使用に耐える強度と美しさを持ちます。

結果的に廃棄物を減らし、**「長く使うことが最もエコ」**という考えに通じる選択です。


■ 森とつながる感覚──「木を伐る」ではなく「活かす」

一枚板に使用される木材は、多くの場合、自然の中で寿命を全うした木や、

計画伐採に基づく持続可能な森林管理のもとで伐採された木が使われています。

つまり、一枚板は「自然を奪う」のではなく、**「自然の命を引き継ぐ」**という感覚のもとに生まれます。

木の個性を最大限に活かし、余すところなく使う製法もまた、

大量生産とは対極の、丁寧なものづくりの姿勢です。


■ 経年変化を楽しむこと=資源を尊ぶこと

家具に傷や色ムラが出たとき、「劣化」と感じることがあります。

しかし、一枚板の場合はそれを**「味わい」や「経年美」**と受け取ります。

オイル仕上げで再生可能な表面、手入れで光沢を取り戻す木肌。

つまり、一枚板の家具は手間をかけることで再生可能な資源でもあるのです。

この価値観こそ、サステナビリティの根幹にある「資源を大切にする心」そのもの。


■ 家族で“木とともに暮らす”教育的な価値

子どもたちにとって、「自然の素材にふれる」という体験は、

感性や倫理観を育てるうえでも重要です。

一枚板テーブルは、まさに自然の一部が家の中にある状態。

木目をなぞる指先、香りを感じる鼻、ぬくもりを感じる手のひら。

そんな日常の積み重ねが、自然を大切にする価値観や、

モノを長く使うことの美徳を、子どもたちに自然に伝えてくれます。


■ 消費から「循環」へ──暮らしの哲学を変える家具

一枚板の家具を選ぶことは、単なる“高級志向”ではありません。

それは、「使い捨ての暮らし」から、「循環を意識した暮らし」へのシフト。

木が育った年月に敬意を払い、

使う時間にも愛情を注ぎ、

次の世代にもつないでいく──

そんな暮らしの価値観を、そっと背中で語ってくれる家具こそが、

一枚板テーブルなのです。

この記事を書いた人

有村 翼

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