一枚板の削り方
乾燥を終えた板は、天板として完成させるための加工を行います。
機械で削り出した面を職人が手作業で手触りが良くなめらかになるまで何度も何度も磨きあげていきます。また、一枚板の魅力でもある耳の部分もその板の個性を十分に引き出すよう大切に磨いていきます。
平面の削りだし・サイズ決め
乾燥過程で起きた反りやねじれをワイドサンダー(粗目:80番程度)で厚みを均一に平面になるまで削る。
板の状態によりますが、厚み70〜80mmの板から、約45〜60mmくらいになります。 その後サイズを決めカットを行います。
研磨
ハンドサンダーを使い分けて表面や耳を削り磨き上げる。 ハンドサンダー(粗目:150番)で表面を均質に整えます。その後ハンドサンダー(粗目:300番)で磨きを行う。 ※耳部分の研磨は自然の樹皮の形を生かすよう、慎重に仕上げる。
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