一枚板 紀州桧について
目次
①樹種について
常緑針葉樹で、産地は和歌山。
建材として使用される事が多く、古くから寺社仏閣を作るのに使われてきました。床材や家具、内装材など様々なものに使用される、日本の代表的な木材です。油分の多さや香りの良さから桧風呂としても有名です。
②色味について
辺材は白色~黄褐色、心材は黄褐色~ピンク色です。比較的淡い感じの色合いです。
経年変化で飴色に変化していきます。
③特徴
狂いも少なく、耐久性・耐水性・耐湿性も良い、とても優れた樹種です。
木目も直線的で美しく、また桧特有の香りはリラックス効果があると言われています。
そして、紀州は別名『木の国』と呼ばれるほど、良質な木を育てるのに恵まれた土地です。
そこで育った紀州桧の特徴として、強度が全国の標準を上回っていること、艶があり美しいこと、目合いが良いことなどが挙げられます。
④こんな人におすすめ、デメリット
木のぬくもり溢れた雰囲気が好きな方、ナチュラル・和風のインテリアを目指す方にはぴったりです。杉に比べると硬い樹種にはなりますが、針葉樹なので柔らかい樹種になります。傷が気になる方はご検討ください。また、節の有無で大分と表情が違います。一度実物や写真を見ることをおすすめします。
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